腰痛予防の「腰の捻り運動」が腰痛の原因に
- 和家接骨院

- 2019年12月5日
- 読了時間: 2分
慢性的に腰痛のある方は「腰を捻る」ストレッチをしていませんか?
また、ゴルフや野球をしている方は「腰を捻って」スイングしていませんか?
実はこの「腰の捻り」下手に行うとは腰痛を引き起こす原因となります。
なぜ「腰の捻り」が腰痛の原因となるかと言うと
人の体は構造上、腰はほとんど捻ることが出来ないからです。
解剖学を学んでいる人では常識ですが、腰(腰椎)の捻り動作(回旋可動域)は5~10度程度しかありません。
要はいくら体を捻り強いスイングを打とうとしたり、後ろを確認しようと腰を捻っても腰はほとんど動いていないのです。(ちなみに前後屈や横に倒す動作の時は腰も動いています)
腰痛持ちの方の中には、腰は捻り方向には構造上動かないのに、腰を意識して一生懸命捻って使おうとするので痛みを起こしている方は多くいます。
でも、体を捻ったら後ろも確認できるし動いてるやん。と思っている方もいると思いますが、この体を捻る動作は腰ではなく、股関節や胸椎(背中の骨)が回ることで行っています。
なので体が硬くて捻りにくい方は腰を一生懸命に捻ろうとするのではなく、股関節や胸椎の筋肉を柔らかくして動くようにしなければいけないので、股関節のストレッチや背中のストレッチを行う必要があります。
この事を知らずに体の捻りが悪い子が、少年野球などで無理やり腰を捻ることを意識したスイングなどを指導されると、腰椎分離症という腰椎骨折の一種になり子供の腰痛を引き起こす事もあります。
体の使い方を間違えると、大人はもちろん子供でも体を壊してしまいます。その運動が正しいのか専門家に相談することも大切ですよ!
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