肩の痛みは手首が原因かも
- 和家接骨院

- 2019年12月5日
- 読了時間: 2分
四十肩や五十肩で肩関節が痛いという方も多く来院されていますが、肩関節が痛いほとんどの人は肩甲骨周りが硬く動かしにくくなっています。
肩が痛くない方は一度どこまで挙がるか試してください。正常の可動域であれば180度まで肩が挙がり、腕を耳に付けることが出来ます。
でも実は肩関節だけでは肩は120度までしか挙がりません。
180度まで挙がるのは肩甲骨がグイーンと60度回るように動くことで、
肩関節120度+肩甲骨60度=肩が180度挙がる。
という事になります。
その為、肩関節に問題があっても肩甲骨に問題があっても正常の可動域180度を目いっぱい使うことは出来ません。
その中でも当院に肩が痛いと治療に来られる方のほとんどの方は肩甲骨の動きが悪くなっています。肩甲骨は肩こりなどがあっても動きが悪くなります。
肩甲骨の動きが悪くなっている状態で肩を挙げようとすると180度まで挙がるのに肩甲骨が動かず無理やり動かす形になり肩に無理がかかり痛みが出やすい状態になります。
ここまでは何となくわかると思いますが、題名にも書いたように肩の痛みは手首も関係してきます。
では、なぜ肩の痛みに手首が関わってくるかと言うと、手首の捻りに関係します。皆さん、日常生活を思い返してください。
何か作業する時って手のひらが下に向くように手首を捻って行動していませんか?
例えば、パソコンを使っている時、物を書いている時、家事をしている時など手のひらが下を向いており、上を向けて使っていることはほとんどありません。
人の体の構造上、この手首を下に向けている動作の時は肩も内に捻る力が加わっているんです。
肩が内に捻るとは猫背の姿勢の方などに特徴的にみられるもので肩関節に負担がかかりやすい姿勢になります。
つまり手のひらを下に向けているという事は猫背の姿勢に近くなっています。そこで猫背などの姿勢を治すことも大切ですが、手軽に出来るのは手のひらが下を向く状態が続くときに酷使している筋肉をマッサージしてあげる事です。
手のひらを下に向けた状態で使っているとその状態で筋肉が固まっています。
そこをマッサージしてゆるめてあげることで手首が捻るのを防ぐ→肩が内を向くのを防ぐ→肩の負担を防ぐということになります。
書いててすごくややこしくなってきたので、まとめるとこの辺をぐりぐりマッサージしてみて下さい(*_*;
手首を動かす筋肉は肘にあるのでマッサージするのは肘です。





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