こんな症状でお悩みではないですか?
朝起きると手がしびれる
手がしびれているときは手を振ると一時的に治まる
親指から薬指にかけてしびれる
握力が弱くなってきている
手首をトントンと叩くとしびれが出る
これらに当てはまる方は「手根管症候群」かもしれません。
手根管症候群とは
手根管症候群とは手首にある手根管という神経や血管、腱などを通しているトンネル部分が何かしらの理由により狭くなり、その中を通る神経(正中神経)が締め付けられることにより、手のひらと親指から薬指までに痛みやしびれを起こす病気です。
手根管症候群はなりやすい人がいます。
それは
①更年期以降の女性
②妊娠・出産期の女性
③手を良く使う方
④手首を骨折したことがある方
⑤人工透析を受けている方です。
自分でできる手根管症候群のチェック方法
あれ、もしかして手根管症候群か?という方は自分でもチェックすることが出来ます。
それは「ファーレンテスト」と言い、下の絵のように体の正面で両手の甲を合わせて1分間キープしてください。それで手のひらや指先の痛みやしびれが増すようであれば手根管症候群になっている可能性があります。
また、手にしびれや痛みがあるときに手を振るようにすると痛みが取れるような変化もあります。
注意しなければいけないのは手のしびれの原因の中には脳梗塞などの症状もあります。ファーレンテストを行うのと一緒に、脳の異常によるものではないのかを併せて確認しておきましょう。
まず、肘を伸ばした状態で両腕を前に出し肩の高さで手のひらを上に向けた状態を作ります。その状態のまま目を閉じて10秒間数えた時に、そのままの状態でキープできていれば問題ありません。しかし、明らかにどちらかの腕が落ちていたり、目を開けた際に手のひらが下を向いた状態になっていたりする場合は脳の異常も疑われますので病院を受診してください。
当院での手根管症候群の治療
手根管症候群は前に書いたように、手首部分で正中神経が締め付けられることにより発生しています。そこで、手首周りの神経の締め付けを取り除くようにアプローチしていきます。
また、正中神経を圧迫されていることによる神経自体の炎症を超音波治療を使って取り除くようにしていきます。
手根管症候群の自宅で出来るセルフケア
手根管症候群は手根管と言うトンネルが狭くなっている為ココを広げる手術を行う事もありますが、できるだけ手術は行わず治したいですよね?
手根管症候群は神経の締め付けが長期間になるほど症状も治りにくくなってきます。
根気よく自宅でセルフケアを行える方は下のようなメニューで行ってみて下さい。
手根管症候群に対するセルフケアでは、手根管のトンネル内を走る指を動かすための腱が滑らかに動くようにする必要があります。
そこでグライディングエクササイズというものを行うのですが、やり方は手首、指先をまっすぐに伸ばした状態から、次の運動を行います。
①第1関節、第2関節は伸ばしたまま第3関節だけ曲げます。
②手首と親指はそのままでほかの指を曲げて握りこみます。
③第3関節は動かさずに第1、第2関節だけ曲げてひっかくような形にします。
それぞれの運動を5秒~10秒ずつ行なってください。 この運動に慣れてきたら、手首を反らしたり曲げたりした状態にして同じ運動を行うことでより良い運動になるので是非やってみて下さい!
文字で分かりにくかったらお教えします(笑)
あと、手根管症候群に似た手にしびれを出す症状としてギヨン管症候群や肘部管症候群など様々なものがあり、それぞれ治療方法も違ってきます。
手術する前に出来る事はあるので、お困りの方は一度ご相談ください!
当院が初めての方に施術体験コースをご用意しています。
手根管症候群でお困りの方は「HPを見た」とご予約ください。
お問合せ
☎0894-62-5029
〶797-0028
愛媛県西予市宇和町れんげ1965-27