下手な抱っこで赤ちゃんの歯並びが悪くなる
- 和家接骨院

- 2020年1月3日
- 読了時間: 3分
下手な抱っこで赤ちゃんの歯並びが悪くなるという事ですが、赤ちゃんの正しい抱っこの姿勢を考えることで抱っこする人にとっても赤ちゃんにとっても良い事があります!
赤ちゃんを持つお母さんは毎日のことでしょうし、お正月などは親戚などが集まることがあり、その際に赤ちゃんを抱っこする機会などもあると思います。
まずは正しい抱っこ姿勢であなたの身体にも赤ちゃんにも負担の少ない姿勢を確認してみましょう!
あなたが赤ちゃんを抱っこしている時に負担を感じている時、実は赤ちゃんも負担を感じています。
特に多いのが、腰を反らしてお腹を突き出す形です。この形は腰を反らしている方はもちろんしんどい状態ですが、その状態で抱っこされている赤ちゃんも不安定な姿勢となっており反射的に力が入っているリラックスできない状態になっています。
また、猫背姿勢で抱っこしている状態であれば赤ちゃんが体から離れる形になり、腕だけで赤ちゃんをだっこする形になり腕がプルプルしてきます。
では、どんな姿勢が一番抱っこに適しているのかと言うと、横から見た際に、耳と肩と腕が一直線になるように立つ姿勢です。
この時、脇を締めて前ならえの状態として首から胸元あたりに赤ちゃんの頭がくるように抱っこすることで安定します。
あまり知られていませんが、安定していない姿勢で赤ちゃんを抱っこする習慣ができてしまうと抱っこしている側が体を痛めるだけでなく、赤ちゃんの身体の成長にも影響を及ぼします。
それは、股関節の変形と歯並びです。
まず、股関節への悪影響に関してですが、40年ほど前までは赤ちゃんを抱っこする時、赤ちゃんの足を閉じる形で抱っこひもで縛っていたそうです。
赤ちゃんは常に股関節を開く(股を開く)ような姿勢でいます。これを無理にまっすくに縛っていると股関節に負荷がかかり股関節の骨盤側の受け皿の形が変えてしまいます。
それにより将来的に股関節が悪くなり歩くときに痛みがでやすくなりますのであかちゃんの自然の姿勢である足を開いた姿勢がとれるように抱っこする必要があります。
次は歯並びの影響です。
赤ちゃんの首が後ろに倒れた姿勢で長時間抱っこすようなことが続くと歯並びに悪影響を与えます。
赤ちゃんのは口の中で舌を上あごに当てることで、上あごを押し上げ口腔を広げて形成すると言われています。
しかし、首が後ろに倒れた姿勢が続くと舌で上あごを押し上げることが出来なくなり、口腔を広げる事ができず狭いままで歯が生えるスペースがなくなります。
基本的には乳歯の時は歯と歯の間に隙間があるほうが良く、乳歯が抜けて永久歯になる際にその隙間を乳歯より大きい永久歯が埋めて将来的に歯並びが良くなるのですが、口腔形成が上手くいっていないと乳歯の時から歯と歯の間に隙間がなく永久歯になった際に生えるスペースがなくなり歯並びがガタガタになります。
これらはかなり長時間の不良姿勢で抱っこしていた時の結果であるため、神経質になりすぎる必要はありませんが、抱っこの方法一つで子供の成長にも影響が出ることを頭の片隅に入れてみて下さい。
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