むちうちは症状も対応もやっかいです。
- 和家接骨院

- 2019年11月30日
- 読了時間: 2分
むち打ちはレントゲン上に何の問題も無い(いわゆる頸椎捻挫)のに痛みが長引きやっかいになることがあります。
また、後になって次々と痛みが出てくることがあり、何十年にもわたって後遺症として不快な症状が残る方も多くいる傷病です。
更に慣れない保険会社とのやりとりでもやっかいな事が多くあります。
ではなぜむち打ちはここまでやっかいなのか詳しく見てみましょう!
むち打ちによる首の痛みや不快感は交通事故後、特に訴える方が多い代表的な症状の一つです。
車で追突された方の約85%の方が首にむち打ちのような症状を出すというデータが出ているほどです。
交通事故の程度も様々で負傷部位は一定ではなく、むち打ちと一言で言っても筋肉・椎間板・椎間関節・後根神経節など細かく診ると痛めている部位は人それぞれ違います。
その中でも、一般的には椎間関節という頸椎の上と下を結ぶ関節を負傷している頻度が最も高いとも言われ、交通事故の衝撃によって頸椎の上と下を結ぶ関節に異常なストレスがかかることで椎間関節を傷めてしまいます。
この椎間関節は首を動かす際には必ず動く関節なので、足首を捻ったから足首を固定して松葉杖をつくように安静固定することがどうしても難しく症状の治りも遅くやっかいな症状として残りやすくなります。
また、 むち打ちの特徴として多い事故直後には何ともなくても、数日たって症状が出てくることもあります。
事故直後は興奮状態となり痛みを感じない事も多く、後々症状が出た時に病院や接骨院伝えておかなければ、事故との因果関係があいまいになり、保険会社さんも補償してくれないことがあります。
それまで元気モリモリだったのに明らかに交通事故に遭った後から体の不調が出てきても、忙しいなどの理由で病院や接骨院に伝えて治療をしていないことで事故のせいではないと保険会社さんに跳ね返されることは多々あり、補償を巡り保険会社さんとモメるもとになりやっかいです。
交通事故に遭われた後、しばらくは体のあちこちに症状に症状が現れるので注意深く観察して、早めに病院や接骨院に伝えるようにしてください。





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