なぜ産後に身体のトラブルが多いのか?
- 和家接骨院

- 2019年11月28日
- 読了時間: 2分
産後に多い身体のトラブルとしてよく相談を受けるのは、「肩こり」や「腰痛」、「骨盤まわりに脂肪がつきやすくなった」などがありますが、産後に身体のトラブルが起こるにはいくつかの理由があります。
子供を妊娠した際、リラキシンという女性ホルモンが多く分泌されます。このホルモンの作用により、関節や靭帯が緩まります。
この作用により、骨盤の仙腸関節(腰の下の方)と恥骨結合(左右の骨盤を繋げている部分)が緩みお腹の体積を増やし赤ちゃんが十分に育つだけの身体に変化し、分娩時には赤ちゃんが産道を通れるようになるのですが、同時に骨盤が緩む事で、妊娠前の正常な骨盤の位置から歪みが生じてしまいます。
歪みが生じる事で、骨盤周辺の筋肉や神経に過度の負担がかかり、筋肉が硬直します。 これが、産後に腰痛が生じる原因になります。
骨盤の歪みは内臓の位置のズレにも影響します。内臓の位置のズレが生じた状態が続くと便秘を引き起こしたり、血液の循環が悪くなり基礎代謝が低下します。結果として腰周辺に脂肪が付きやすくなります。
和家接骨院の骨盤矯正は一人一人どのように歪みが生じているのかを確認・検査し、元の状態に戻すことによって、体のバランスを整え身体に疲労がたまりにくく、健康的な身体づくりを行います。
また、骨盤・骨格の良い状態を記憶させるためにも、筋肉に対してもアプローチをし、身体を整えていくことで元に戻らない体づくりをすることができます。
産後、赤ちゃんを抱っこするときには、どうしても片方に姿勢が寄るので、余計に姿勢がゆがんできます。
骨盤矯正は骨盤だけではなく、背骨も矯正してバランスを整えることで、身体の根本が良くなり、基礎代謝を上げてくれる効果もあります。
産後の骨盤矯正の目安は産後1か月~6カ月程度(ゴールデンタイム)の間に行う事が理想です。
その期間であれば産後、骨盤が自然と元の状態に戻ろうとする力が働いており、そこに手技によって“キレイ”に戻るように手助けすることでより良い骨盤に戻すことが出来ます。
ゴールデンタイムを過ぎてしまうと、歪んだ状態になっていると改善に時間がかかることがあるため、産後忙しい時期ではありますが、赤ちゃんばかりでなくお母さんの身体にも気遣ってくださいね。
当院の産後骨盤矯正は個人差はありますが「週に1回で2カ月間」行っていきます。
併せて日常生活での注意事項などもお伝えしますのでお家で出来るセルフケアなどはしっかりと行うようにしてくださいね。
和家接骨院
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